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明るい夜間戦闘

第二次世界大戦のヨーロッパ上空で繰り広げられたドイツとイギリス、アメリカの知られざる夜間戦闘の歴史や航空機、技術の紹介しています。

イギリス空軍夜間戦闘隊

バトル・オブ・ブリテンでのイギリス空軍の反撃は手強く、ドイツ空軍がこれを制圧できないことから(※1)、ドイツ軍はイギリス本土への上陸作戦を断念しました。イギリス本土への爆撃は継続されましたが、昼間作戦では損害が大きいため、主体を夜間爆撃に変更してゆきました。

Beaufighter Mk IIFイギリス空軍はドイツ空軍の夜間爆撃に対して、ブリストルブレニム」夜間戦闘機に替わり、1940年9月からより高性能なブリストルボーファイター」夜間戦闘機の配備を開始し、徐々に夜間戦闘機隊の充実化を進めました。
ボーファイター」の装備数は1940年末までに100機に達し、1941年5月には200機までに増えました。
ブレニム」ではすでに初期の機上用邀撃レーダーAI III型を装備していましたが、「ボーファイター」になってからは小型で性能の安定し、電波覆域の広いAI IV型(感知距離240m〜6.4km)が普及し、捕捉能力が向上させていました。
そして地上からの誘導指示などの邀撃管制を助けにして、夜間侵入するドイツ空軍爆撃機を攻撃しました。
イギリス空軍は機材の充実につれて戦果を高めていきました。1941年3月の22機撃墜(他に地上火器が17機)に対して、4月には48機(同39機)、5月には96機(同31機)と上昇しました。

※1:軍事工場や空軍基地を攻撃することで、一時はイギリス空軍を壊滅寸前まで追い込みましたが、ゲーリングが攻撃目標をロンドンに変更した為に、工場や空軍機能が回復し、イギリス空軍に反撃の力を蓄えさせる結果になりました。

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投稿者:IMAGEDRIVE
公開日時:2009年3月22日 02:18 更新日時:2010年3月13日 17:58
URL:http://www.nachtjagd.org/history/1941/1941_01.shtml

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