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明るい夜間戦闘

第二次世界大戦のヨーロッパ上空で繰り広げられたドイツとイギリス、アメリカの知られざる夜間戦闘の歴史や航空機、技術の紹介しています。

カムフーバー・ライン

カムフーバーが勢力を傾けて建設に力を入れてきた、サーチライト帯と「ヒンメルベット」は、その厚みを増すごとにイギリス空軍の爆撃機搭乗員たちに恐れられてきました。特に沿岸部にならんだ「ヒンメルベット」の帯は、いつしかカムフーバー・ラインと呼ばれるようになっていました。
カムフーバー・ラインは規模を拡大するとともに、性能も強化され、1942年春から地上レーダーも高性能なものに切り替えられていきました。

ヴュルツブルク・リーゼまず邀撃レーダーの「ヴュルツブルク」は、リフレクターの直径を3mから7.6mに大型化したFuMG65「ヴュルツブルク・リーゼ」にかわり、探索距離も最大70kmへ倍増しました。

FuMO51「マムート」警戒レーダー「フレイア」は、ほぼテニスコートに匹敵する巨大アンテナを装備したFuMO51「マムート」になり、最大探索距離は300kmと大きく伸びました。

ヴァッセルマンマムート」は「フレイア」同様に高度の測定ができませんでしたが、これを解決したのが新警戒レーダーFuMG402「ヴァッセルマン」でした。探索距離は最大190kmで、「フレイア」を上回り、連合軍のものも含め、第二次世界大戦に登場した最良の警戒レーダーでした。
ヴュルツブルク・リーゼ」は高射砲連隊の威力を増し、「マムート」と「ヴァッセルマン」はイギリスに向けて、西部戦線の沿岸に備え付けられていきました。

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メタデータ:

投稿者:IMAGEDRIVE
公開日時:2009年4月 5日 20:16 更新日時:2010年3月14日 23:45
URL:http://www.nachtjagd.org/history/1942/1942_04.shtml

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